今、強い雨が降っている。”気分を天気のせいにするな”と高校1年生のときの担任の先生が言っていた。自分は気分を天気に左右されない、タフな高校生だったから、当時この言葉は自分にはあてはまらないと思った。でも、大人になるにつれ、不安定な天気に同調してどんよりとした気分になってくるということがでてきて、その度にこの先生の言葉を思い出したりする。そして、今日の雨は、沢山の人の思いが空から落ちてくるようで、妙に気持ちが反応して、そわそわしている自分。誰かのことを思いながら、いつも以上に自己に目が向いている自分がいる。そんな自分を見つめる目を天井の角に置いて、今日やるべきことを進める。