2011年3月23日水曜日

23,03,2011


3月11日、分科会参加のために上京したハノイで日本の震災の報道に触れた。
事態のあまりの深刻さにただただやりきれない気持ちで情報を注視するばかり。
息の詰るような不安と、それを拭うために何かをアウトプットしたい衝動を、
できるだけ自分の内に納め、それでも何かできることはないかと探る日々。

ようやくこちらにきてからの自身の内側で起きている変化がどんなものなのか
掴みかけていた矢先の出来事だった。
大きく崩れたり、押し流されたりした価値観を
もう一度注意深く整理して、ゆっくりと構築していく作業にはいる。
慌てないこと。
面倒がらないこと。
時々、深呼吸をすること。
(深呼吸も気持ちよくできない日本の現状を思い、込み上げる無力感に負けないこと。この現状を変えていくために自分ができることは何なのか、冷静に柔軟に考えて動くこと。)